宮城県議会人口減少・若者対策調査特別委員会による調査に協力しました

6月3日(金),宮城県議会人口減少・若者対策調査特別委員会(遊佐美由紀委員長)による大学生等の意識調査として,宮城県議会議員11名の方々が本学を訪れ,20名以上の学生たちと「住み続けたいと思う魅力あるまちづくりについて」考えるワークショップを開催しました。

ワークショップでは,「住み続けたいと思う魅力あるまちづくりについて」を基本テーマとして,さらに「社会人,そして地域社会の担い手として仕事に取り組むこと」「家庭を築いていうことに対して思うこと」「地域社会の歴史や文化をどのようにしていくか」の3つを個別テーマとして意見を出し合い,まとめる作業を行いました。

ワークの形式は,学生を5つのグループに分け,それぞれのグループに2名ずつの議員をファシリテーターとして配置する形で行い,将来どのような仕事に就きたいか,働き続けるためには必要な条件は何か,あるいは,恋愛観や結婚観などについて自由に学生たちが意見を出し合い,最後に魅力ある町に必要なことを挙げたものをグループごとにまとめました。

学生たちはファシリテーターの方々のリードのもと,学生の目線とくに若い女性からの視点で積極的に意見を述べ合い,出された意見をふせんを貼った模造紙にまとめていきました。今回はファシリテーターの多くが男性議員だったこともあり,学生たちのしっかりとした現実的な結婚観や仕事観について驚きをもって聞き入る場面も見られました。

まとめられた意見は,グループごとに学生たちが発表を行いました。各グループに共通するような意見もあれば,他のグループとは異なる観点からの意見もあり,ワークショップの時間としては短いながらも,内容の濃いワークショップとなりました。

学生たちにとって,将来の自分の姿を想像し,社会との関わり方について考える良い機会となりました。

このような貴重な場を与えていただきました宮城県議会の皆さま方に御礼申し上げます。