第4~5回「キャリアアップセミナー」を実施しました

去る7月上旬、第4回、第5回キャリアアップセミナーを実施しました。

社会の第一線で活躍されている講師の方々をお招きし、ご自身のキャリアや学生たちへのメッセージなどを語っていただく本シリーズ。

第4回は、株式会社岩波書店 児童書編集部編集長の愛宕裕子さん。

昨年に引き続き今年もお越しくださった愛宕さん。本学には日本文学や幼児教育を学んでいる学生がいますので、今年も読書が好きな学生や実習で常に絵本に触れている学生達などが多く参加しました。

学生からは

「社会人になったら失敗は厳禁だと思っていたが、『失敗は仕事をしている証拠だ』という言葉がとても励みになりました。これから就職活動をしなくてはと不安な気持ちと焦りだけが募っていましたが、あれこれ考えすぎず、まず行動してみようと思います」(人間文化学科3年生)

「人生で絵本に出会う機会が3回あると伺いました。私は今、保育実習や教育実習で絵本を読み聞かせています。これから人生で2回目の絵本との出会いを楽しみたいと思いました」(発達臨床学科3年生)

「『恥ずかしくてがむしゃらに働けなかった』という愛宕さんのお話しはとても共感しました。私も頑張っている自分に抵抗を感じたり、頑張る時は言い訳をしたりします。でも頑張ることは悪いことではないし、がむしゃらに生きるのは人生を豊かにしてくれるだろうなと思いました」(日本文学科1年生)

などの感想がありました。

第5回は、NPO法人底上げの江川沙織さん。

幼いころからどのような事に興味を持って、どのような大学生活を送り、そしてNPO法人で働くに至ったのか、ご自身の体験を中心にお話しいただきました。

 

学生からは

「今の江川さんのキャリアには幼いころの記憶や感じたことが大きく影響しているのだと感じました。自分と変わらない歳の頃からNPOに興味を持ち、世界の人々のために何かしたいと考えていたことに本当に驚きました」(日本文学科2年生)

「NPOに対してのイメージががらっと変わりました。今までNPOには関心の薄い私でしたが、江川さんの生き方やNPOでのお仕事を聞いてとても関心を持ちました。『会社で働く』というスタイルに疑問を持っていたのですが、こういう働き方も有りだと思いました。今日はセミナーに行くか迷ったのですが、本当にいいお話が聞けて良かったです。ありがとうございました!」(音楽科2年生)

「私は大学生になると同時に仙台で一人暮らしを始めたのですが、日々地元郡山の良さを感じています。そんな地元をもっと全国の人に知ってもらいたいと思っていたので、今回のお話しはとても参考になりました。福島は原発だけではない、ということをもっとアピールしたいです」(心理行動科学科1年生)

などの感想がありました。

いよいよ本講座も折り返し地点。後期も全7回、月曜16:20~17:50または土曜13:00~14:30に公開講座として開講していますので、興味を持たれた方はどなたでもお気軽にご参加ください。

問合せ先:キャリア支援センター 直通:022-279-4957