第2回「ライフ・キャリア講座」が開催されました

「OG/社会人向けリカレント教育プログラム『ライフ・キャリア講座』」の第2回講座が9月30日に開催されました。

今回は,株式会社仙台三越 代表取締役社長 小宮 仁奈子氏をゲストスピーカーとしてお招きすることができました。第1部『女性のキャリア形成とリーダーシップ~地域とのかかわりで~』のご講演は盛況に幕を開け,お集りいただいた多くの在学生と卒業生・同窓生の皆様が教室を埋め尽くしました。

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小宮氏は女子大学のご出身であり,株式会社仙台三越ではお二方目となる女性社長です。大学在学中の採用面接官との出逢い,大卒女子故の周りからのレッテルと仕事のギャップ,そして様々な価値観に触れて育まれたリーダーとしての意識や視点のお話。いま大学生活やアルバイトに向き合う学生の背中を押し,これから社会人となる学生にとってはこの先の道標,女性としての目標となる学びの時間となったようです。

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続く第2部は,小宮氏を囲んでの対話会です。まず,学生の皆さんから寄せられる質問の一つひとつに,じっくりお応えいただきました。

「社長になるうえで必要だと思うことは何?」「大学生のうちに取り組んでいた方が良いことは何?」「地域と企業が結びつくために一番大切だと考えていることは何?」

小宮氏に触発され,ご自身の子育て支援の取り組みのこと,地域の将来のことなど,それぞれに大事にされている価値観についてご参加の皆様が時間いっぱいまで語り合う温かな会となりました。
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<参加者アンケートより抜粋>

・「違和感」を感じることが大切という言葉を私も大切にし,私だったら何をするか,何をしたいと考えるかと考えながら過ごしていきたい。

・誰かが何かをしていることを認めることは大切。小さなことでも継続すれば誰かが認めてくれるしモチベーションも向上すると思いました。

・誰かが見ていることで誰かの支えになるということは,私の目指している教員にも言えると思います。どんなに小さなことでも頑張りを認め,褒め,どんなに小さな問題でも注意し指導する。そんな教員が生徒にとっての成長に繋がり支えになると,仕事への思いや大切なことをあらためて考えることができました。

・ここで働きたいと自分の強みをアピールする意志も大事ですが,笑顔や勢い,一緒に働きたいと感じてもらうことなど,何か光る部分のある人こそが就活で強いのだと思いました。そのような人になりたいです。

・お客様はどうしたら満足できるのかをよく考え,自分がやってみたいことに積極的に挑戦していこう!と勇気をもらえました。

・与えられたことだけをするのではなく,お客様のことを考え,向上心をもって自分で考えて働くことで自分に良いものが返ってくるのだなと感じました。正しさを判断できる力を身に付けていきたいと感じました。

・自分が伝えたいことも大事だが,「相手が聞きたいと思えるかに着目することの大切さ」が心に響きました。いざというときにできないので,常に意識して行動したいと思います。

・女性が働くということはどういうことなのか,社会に出てから自分をちゃんと評価してもらえるのか,と悩みが多くあったのですが,今回,働きがいのあることの素晴らしさを感じました。

・逆転しない正義を大切にするのが良い。男性の目線と女性の目線は違う,その両方を生かしてほしい。

 

今回のシリーズ講座も次回がいよいよ最終回となります。

ゲストスピーカーとして,ソフトバンク株式会社 CSR本部 参与 鈴木 利昭氏をお招きします。

第3回 『生成AIと女性 はじめの一歩』

11月4日(火)宮城学院女子大学 C502講義室

第1部 12:10~12:55 講演 / 第2部 13:10~13:50 対話

 

参加費は無料です。下記URL,または,お電話(022-279-4957)でのお申し込みをお待ちしております。

/forms.gle/ogGwDcaYFrhp11eo8

 

【問合せ・申込み】宮城学院女子大学 キャリア支援課 022-279-4957

【主 催】宮城学院女子大学 キャリア支援センター

【共 催】宮城学院女子大学 ジェンダー教育研究センター

【協 賛】宮城学院同窓会