6月22日(月)、お二人の働く先輩においでいただき、現在の仕事の内容ややりがい、どうしてこの仕事を選んだのか、などについてお話を伺いました。
多賀城市職員の千葉まち子さんは入職してから6回、部署異動をしたそうです。
「市役所職員」というとすぐイメージされる市民の窓口対応、カメラ片手に市民を取材して歩いた広報誌づくり、障がいのある方を対象としたイベントの企画、「たがじょう見聞録」という震災の記録をしたWebサイトの立ち上げなど、様々なお仕事を経験されました。
今年の4月からは「保健福祉部こども福祉課子育て支援室」という部署に配属になったそうです。異動する度に新たに覚えなくてはならないことがたくさんありますが、いつも楽しんで働いているとのことです。
もう一人のOG千葉紀子さんは、宮城県商工会連合会という団体で、震災後の南三陸町の商店を支援する仕事をしています。
支援と一口に言っても、経営改善のために金融機関からどうしたら融資を受けられるか相談にのったり、街おこし=商店街の活性化のためのお祭りを企画運営したりなど、実に幅広い仕事内容です。誠実な人柄と、地域のために働く姿に魅力を感じる学生もいたようです。
公務員を目指すための具体的な勉強方法についての質問にも詳しく答えていただきました。人事の方もいらしたため、採用のポイントなどについても聞くことができ、非常に有意義な時間を持つことができました。
アンケートでは「実際にOGの方とお話することで、女性の仕事について前向きに考えることができた」という意見がありました。