第7回の講師は本学附属認定こども園「森のこども園」を始め、劇場や美術館、仮設住宅など、様々な建築物の設計を手掛けていらっしゃる、岡野道子建築設計事務所代表で一級建築士の岡野道子さん。生活文化デザイン学科の学生を中心にたくさんの学生が参加しました。岡野さんは学生の頃、「就職をしたくない」と思ったそうです。しかし建築というやりたいことに出会い、「本当に自分の好きなこと＝わくわくすることを仕事にしないと仕事は続かない」と実感しているそうです。仕事は辛そうなイメージですが、岡野さんは、建物を使う人のことを考えて、誰かのために、とても楽しんで仕事をしていらっしゃる様子が学生達にも伝わったようです。

第8回の講師は株式会社 資生堂 企業文化部戦略プロジェクト推進グループの服部 麻里さん。資生堂が薬局から始まった歴史などを紹介した動画を見せていただきました。実は大学生協で販売している化粧品が資生堂のものであったり、化粧品だけでなく日用品も資生堂であったことなどに驚いた学生が多くいました。服部さんは、大学時代の取り組みが直接今に結びつかなくても、その時頑張ったことが身に付いていることは将来必ず役に立つ、ということを教えてくださいました。「自分が入った学科に関係した仕事を選ばないといけない」と思っていた学生も、「自分の将来の幅が少し広がった気がして、気になっていることをどんどんやってみたいと思った」という感想がありました。

本講座は、前期6回と後期6回、月曜16:20～17:50または土曜13:00～14:30に公開講座として開講していますので、興味を持たれた方はどなたでもお気軽にご参加ください。

問合せ先：キャリア支援センター　直通：022-279-4957