キャリア支援企画(4)「女性警察職員のお仕事」を開催しました

7月19日(金)5校時の時間帯に、心理行動科学科主催全学生を対象としたキャリア支援講演会「女性警察職員のお仕事」を開催し、約70人の学生が参加しました。

このキャリア支援講演会は、実社会で活躍なさっている方々をゲストスピーカーとして招聘することで、卒業後の進路を見定め、一層充実した学生生活を送るために企画されております。

今回は、「今までに聞いたことのない、女性でも活躍できる司法関係の仕事についての話を聞きたい」という学生たちからの要望に基づき、宮城県警察から2人のゲストをお招きして「女性警察職員のキャリア形成」に焦点を当てた講演会を企画しました。

ゲストは、以下のお二人です。

  • 宮城県警察本部警務部警務課採用調査官 西條貴美警視
  • 宮城県警察本部警務部警務課採用係主任 金子事務職員(本学科OG)

西條警視からは「女性警察官のやりがい」について、金子主任からは「女性警察事務職員のやりがい」と題し御講演いただきました。

プレゼンテーション1
ここで、参加した学生の感想をいくつかご紹介します。

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  • 「最も印象に残ったのは「置かれた場所で咲く」という言葉です。これは今の大学生活においても通じることで、今この場所で「何を」するかが重要だと思いました。また、女性の地位向上についての視野を広げることができ、自分のキャリアを考える上で非常に参考になりました。企業だけではなく公務員などあらゆる職種に目を向けてキャリア選択を決めていこうと思いました。」
  • 「人のためになりたいという気持ちに性別は関係ないし、警察においては女性にできない仕事はないため、今後の警察において「女性初という言葉がなくなってほしい」という言葉がとても心に響きました。そのため、警察も職業選択の一つの候補になりました。」
  • 「警察と聞くと、男性のイメージが強いが、その考え方は古いものだと感じました。女性にできないことはないが、女性にしかできないことがあるという言葉にすごく共感しました。特に、性犯罪被害に遭った女性などは女性の警察職員の方が話しやすいと思います。女性の警察職員が増えることで潜在化しやすい犯罪の被害を訴えやすくなると感じました。警察というのは危険と隣り合わせというイメージもありましたが、人に寄り添い、人のココロを動かす素敵なお仕事であると感じました。」
  • 「以前から警察官に興味を持っていましたが、体力メインの業務とあきらめていました。しかし、警察事務職員である先輩の話を伺い、現場で活躍する警察官を支える立派なお仕事であり、自分自身がその支援する立場の人間になることができたら良いなと思え、自分の進路を決める大きな一歩と思えました。先輩からの言葉であったため、より説得力を感じました。」

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以上のように、本講演会を通して、学生一人一人が女性としてのキャリア形成について考え、将来を展望する機会を得ることができました。改めまして、御講演いただいたお二人そして御協力いただい宮城県警察に感謝申し上げます。なお、本キャリア支援講演会においては、引き続き学生の声に耳を傾け、学生の関心のあるテーマを学生と共に検討し、実現していきたいと思います。

(浅野晴哉記)

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