1月2日に羽田空港で起こった衝突事故のヒューマンエラーについて、TOKYO FM「ONE MORNING」から本学科大橋智樹教授に出演依頼があり、本日朝に放送されました。
大橋教授は、この事故については事故調査委員会や警視庁が調査や捜査を進めている最中なので言えることは少ないと断りつつ、海保機が誤って滑走路に進入したことと、その誤進入に関係者らが気づけなかったこと、の2つがヒューマンエラーとされる可能性があると指摘をしました。
その上で、人間は良くできたシステムだが正確な変換マシンではないため、そのことを踏まえて対策を練るべきだと主張をしました。さらに、ヒューマンエラーに対して社会がもう少し寛容になることが、むしろヒューマンエラーの低減につながることも指摘しました。
この模様は本日朝7時過ぎに全国のJFM37局で放送されましたが、スマートフォンやアプリ・パソコンでラジオが聴ける無料のサービス「rajiko」でも聴くことができます。ご関心のある方はこちらからどうぞ。
※大橋教授の研究等についてはこちらをご参照ください(データベース型研究者総覧researchmapへのリンクもあります)。
※大橋教授は『ヒューマンエラーの心理学』を出版するなど、ヒューマンエラーの分析や対策の専門家として知られています。