キャリア支援企画(1)「卒業後の人生と心理学」を開催しました

4月21日(木)4校時の時間帯に、学科2年生を対象に、キャリアデザインセミナー「卒業後の人生と心理学~心理学を卒業後の人生に活かす~」を開催しました。

この企画は、昨年度はコロナ禍の影響でオンライン開催となりましたが、今年度は対面で開催することができました。

心理行動科学科の学生たちは、心理学の専門的知識やスキルを4年間かけて身につけ卒業していきます。本セミナーでは、どのような狙いに基づいて学科のカリキュラムが構成されているのか、そしてその学びの中で獲得できる知識やスキルにはどのようなものがあるのかが、学科教員によって具体的に解説されました。

さらには、学科での学びがその後どのような進路に繋がっていくのか、どのように活かされていくのか、卒業後の進路決定のために行っている学科独自のキャリアサポート(Pナビ!)と卒業生の具体的な進路先、進路選択に役立つ参考図書の紹介を交えた説明がなされました。

ここで、参加した学生の感想をいくつかご紹介します。

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「心理学は文系の学問であるけれども理系的な部分もあるというのは実際にこの大学で学ぶようになってから本当にそうだなと思う」
「心理学を活かせる公務員の仕事に新たに興味を持ったので、今後それについて詳しく調べたり、公務員講座に出席してみようと思った」
「今まで就職について不安を抱えていたが、学科のカリキュラムや進路決定支援事業などを改めて聴くことができ、不安が和らいだ」
「今授業で学んでいることを将来と関係ないと決めつけるのではなく、将来何かに使えるんだろうなと前向きに捉え、学業に臨んでいきたい」
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以上のように、本セミナーは、入学から約1年の間に学科で心理学を学んだ2年生が、これまでに学んできたこと、今学んでいること、そしてこれから学ぶことの意義を再確認し、将来に向けて本格的に考えはじめる機会になりました。余談ですが、以前に開催された本セミナーの受講がご自身の進路選択に繋がったという先輩からのありがたいお話も耳に届いてきております。これを機に、皆さんが学科の学びを通して今後の学生生活を充実させ、良い進路選択に繋げていただくことを願ってやみません。

(友野隆成記)
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