12月9日(木)のPナビ!にて、毎年恒例の3年生向け「就活ヘア・メイクセミナー」を行いました。
講師はキャリアプロデュース株式会社の飯田美心先生です。飯田先生は、大手アパレル会社に10年間勤務されていたご経験があり、その中でファッションのみならず、ヘアやメイクも合わせたトータルで自分自身にあったスタイルや、自分の良さを引き出すヘアやメイクが重要であるということをご経験されたそうです。
冒頭で、就活・社会人メイクの大切なポイントについてご説明いただいた後、パーソナルカラーについてご説明くださいました。雑誌などでも特集されているイエローベース(イエベ)、ブルーベース(ブルベ)について、言葉を耳にしたり、知っている学生は多くいるものの、実際に自分のパーソナルカラーについて理解している学生は少なく、オンラインながらも数名に対して画面越しにパーソナルカラーを判定して頂きました。血管の色や目の色、日焼けのタイプなどから総合的に判定するのはもちろんのこと、「この人にはこの色が似合う」といった先生のアパレル勤務のご経験で培われた感性で判定して頂きました。
その後、ベースメイク、アイブロウ(眉毛)、アイシャドウ、アイライン、マスカラ、チーク、リップ、ハイライト、髪型、意外と忘れがちな手のケア、といったメイクの基本的な仕方について、使用例を挙げなから丁寧にご説明いただきました。取り扱われていた化粧品は全てプチプラ(プチプライス)の製品でできるとのことで、学生にも手が届く化粧品ばかりでした。使用するアイテムのカラーなどによって、自分の見せたい印象や雰囲気が変わることを伝えて頂きました。
新たなアイテムとして、私たちにとって身近になった「マスク」についても取り上げて下さり、マスクも自己表現の一つになったことになんともいえない気持ちになりました。
質疑応答では、個々人の髪型の悩み、希望する職種に求められる印象のメイクの仕方など、女子大生のメイクの悩みは尽きないようでした。
最後に、飯田先生ご自身の「美容」について質問があがりました。それに対して、「目の前のことに集中して、毎日を楽しむ」という視点が若々しくいられる秘訣であるといったメイクだけではなくマインドの部分の重要性もお伝えくださいました。また、ヒトは食べたものによって身体がつくられているため、食品添加物を気にするなど、口に入れるものを意識されるようになったこと、さらには腸活までに話題が及びました。
参加者は自分に似合うメイクについて考えるきっかけを頂き、就活に取り組む準備が進んだことと思います。
以下、学生の感想の一部を紹介します。
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・ポイントを意識して自分の良さを活かせる就活メイクを練習したい。
・就活メイクはあまり重要視していなかったが、清潔感・誠実さを演出するためにはやはり大切だと分かった。就職の場面で活かせるように、自分でも練習していこうと思う。
・今まで自分のパーソナルカラーについてぼんやりとしか考えたことなかったので、飯田先生の診断方法を参考にしながら自分に似合う色を見つけたいと思う。
・ただメイクや美容に気をつけているだけでなく、目の前のことに楽しむことが若々しくいるために重要だということも学び、今まで心理学で学んだことを日常生活に活かし、習慣にすることも美への第一歩なのだと思った。
・化粧品は値段が高い方が良いのか、何を使ったら良いのかなどで迷っていたが、プチプラのものでも良いことが分かり、就活にむけて備えたいと思う。
・普段メイクしないため、メイクの仕方やどんなメイク道具を使えばよいのかわからなかったが、セミナーを受けてメイクに対する不安が少し和らいだ。
・メイク以外にも食品に注意して体によいものを口に入れることの重要性がわかった。
・自分に合う色によってメイク用品の色も異なるため、同じスーツを着ていても他人との相違点や個性を表すことができる一つの手段であることがわかった。
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メイクのみならず、自分自身の良さを的確に表現できるよう、学生たちの就職活動を学科スタッフ一同応援しています!
(千葉陽子記)