12月14日（月）5校時に、「公務員ガイダンス」と題した、本学科１・２年生を対象としたキャリアデザインセミナーを開催しました。

このセミナーは、公務員全般の仕事や試験について、公務員試験合格者を多数輩出している予備校の先生をお招きしてお話をしていただくものです。毎年お越しいただいている仙台大原公務員ゼミナールの今村博之先生を今年もお招きして、公務員とはどんな仕事なのか、何が求められるのか、公務員の魅力は何か、そして公務員試験合格のためにはいつ頃からどのような準備をしたらよいのかなどについて、大変ためになるお話をうかがいました。また、今回は新型コロナウイルスの影響で公務員試験が今後どのように変わっていくのか、最新の動向についても併せてお話しいただきました。

卒業後の進路を下級生のうちからすでに公務員に絞り込んでいる学生も数名いますが、ほとんどの学生たちはいろいろな進路を模索中で、なんとなく公務員に関心がある、保護者の方から公務員をすすめられているがあまりよくわからない、というのが現状です。そのような学生たち約30名が今回のセミナーに参加しました（なかには、すでに学内外で今村先生のお話を何度も聴いている「リピーター」の学生もいました！）が、今村先生のとてもわかりやすく楽しい語り口に引き込まれ、公務員の仕事の意義と魅力を理解し、将来の選択肢の一つとして、公務員への関心を皆が高めていた様子でした。試験対策に関しては、何となくハードルが高いと考えていた公務員試験が意外と何とかなりそうなものであることを知り、モチベーションが上がった学生たちも少なくありませんでした（私自身も学生時代に今回のお話を聴いていたら、公務員を志望していたかもしれません）。

今回の講演会は、遅い時間帯にもかかわらず多数の学生が参加しました。そして、各々とても刺激を受けたようでした。公務員の方々とのかかわりは、私たちが生活していくうえで切っても切れないものですので、今回のお話は必ずしも自分が公務員にならなくとも将来的に色々と役に立つものであったかと思います。各自が今後の広い意味でのキャリアデザインに活かしてもらえることを期待しています。

今村先生、ご多忙の中、本学までお越しいただき貴重なお話をありがとうございました。

（友野隆成記）