学科独自の「卒業後の進路決定支援事業」スタート

心理行動科学科では学科在学生の卒業後の進路決定を支援するための事業を10月より開始します。これは心理行動科学会が主催し,外部の専門機関(キャリアプランニング株式会社)および本学の就職支援室と連携して行う事業です。

10月~3月 まで毎週木曜日の午後にキャリアプランニングの方に来ていただき,本学科の学生の進路決定のために,個別相談や面接指導,セミナーをしていただきます。そのキックオフセミナーを10月3日(木曜日)に開催しました。講師は桑名暢先生(キャリアプランニング株式会社 代表取締役)です。

進路決定に向けてこれから本格的に活動を始める3年生に,2年生も加え,約100名が参加しました。セミナーは,まず学生たちが就職活動について聞きたいことを黒板に書き込み,それに答えていただくという形で進められました。

「正直自分がどんな仕事をしたらいいかわからない」「書類審査で企業はどこをみているか」など44個もの質問が出てきましたが,一つ一つ丁寧 にお答えいただきました。
「就職都市伝説」についても見解をはっきりとお話いただき,力強いお話に学生たちは引き込まれていきました。

3年生からは「ただ不安だったけど不安が少しなくなった」「意識が高まった」「いまさら聞くに聞けなかったことが聞けてよかった」「またいろいろ聞きたくなった」などの感想が,2年生からは「視野が広がった」「今後の学生生活をどう過ごせばよいのか何となくわかった」などの感想が寄せられました。

2年生にも3年生にも有意義な時間だったようです。今後のセミナーも楽しみです。

(木野記)