11月22日(火曜)の4校時に,社会人4年目の学科OGを2名同時にお招きして,キャリア支援講演会を開催しました。
今回のテーマは,「社会に出て働くってどういうことなんだろう? 体験談をもとに考える」でした。
ゲストにお招きしたのは,本学科3期生(2013年3月卒)の阿部さんと齋藤さんです。
それぞれ,株式会社山善,株式会社サトー商会で,営業事務のお仕事をなさっています。
「後輩たちのためになるなら是非体験談を話したい」という熱い思いの先輩方に,インタビュー形式でお話をうかがいました。
ナビゲーターは,キャリア支援センターの森さんです。本学科の就活生の心強い味方で,お二人の就活も応援してくださっていました。
お話の内容は以下の様なものでした。
まずはお仕事のことについて,職場ってどんなところか,入社直後のカルチャーショック,それをどう乗り越えてきたのか。
入社1年目の心得,職場の人間関係術,職場の裏側まで,普段はなかなか聞けないようなお話を伺いました。
タイプの異なる二人の先輩のお話でしたが,その中に共通する要素があったと思います。
仕事への責任感と,そして困ったときは人に尋ね・相談する勇気です。
自分の仕事がうまくいかないとどんな迷惑がかかるのか。そうならないようにするには,困ったことは職場の人に尋ねたり,相談したりせざるをえません。お二人から共通して出てきたのは「チーム」で働くということでした。
この他,就職活動のことも振り返ってもらいました。
お二人は,アプローチした企業数も違えば,内定を得た時期も違います。それぞれ,どんな風にエントリー企業を絞り込んでいったのか,就活必勝法!面接対策!などを教えていただきました。
そして「内定がゴールじゃない」の一言には,社会人4年目の先輩だからこその重みがありました。
最後に,学生時代に学んだ心理学が職場でどのように役立っているのかについてのリアルなお話や,先輩方の今後の人生設計についてもうかがうことができました。
卒業まであと4ヶ月の4年生のみならず,2・3年生も参加していましたので,これから始まる就活への取り組み方や,今後の学科での学びの重要性についても改めて考える機会となりました。
(木野記)