キャリア支援企画(9)『シリーズ:心理学を現場で活かす ~マーケティングリサーチセミナー~』を開催しました

キャリア支援企画(9)『シリーズ:心理学を現場で活かす ~マーケティングリサーチセミナー~』を開催しました

1月24日(金)5校時に、マーケティングリサーチセミナーを開催しました。
この企画は、就職活動開始目前の3年生を対象に、マーケティングリサーチ事業を展開するマクロミル社からゲスト講師をお招きして、例年冬頃に行っているものです。今回は、先方のご都合で、3年ぶりにオンライン開催となりました。
今回の企画では、心理行動科学科での学びが社会でどのように活かされうるのかということ、業界を知ること、そして、リサーチのポイントを実社会の素材から学び、プレ卒論や卒論に役立てていくことを目的として行いました。

●特別講師
株式会社マクロミル 村越 未来 先生

●セミナーの様子
マーケティングとはなにか、商品開発から販売までの流れのなかでリサーチがどのように活用されるのか、身近な商品例をもとにお話をうかがいました。
また、マーケティングと心理学との関わりや、研究をする際には目的を明確にして調査を計画することの大切さをうかがいました。
そして、後半には某キャラクターを使った日焼け止めクリームの販売促進についてのワークに取り組みました。某キャラクターを好む人がどのような特徴や行動特性を持っているのか、予め仮説を立て、データを用いて仮説検証を行うという課題でしたが、そのプロセスはまさに普段心理学で学んでいるものでした。

ここで、参加した学生たちの感想を一部ご紹介します。

マーケティングの基礎や仕組みの他にも、心理学と交わる所もお話して頂き、マクロミルに入社しない場合でもタメになることが多く参加してよかったと思った。
実際にデータを使ったワークを行うことで、自身で仮説を立て、検証する力が少しだが付いたと思う。
採用担当者の方が思うマクロミルの魅力やどんな考えで仕事をしているかを知ることも出来たため、自分が実際に働くことも想像することができた。

今回のセミナーを通して、学生たちは、心理学の研究や、企業についての視野を広げたように思います。当日は参加者が少なくやりづらい部分もあったかと思いますが、逆にオンラインでも非常にアットホームな雰囲気の中でセミナーを進めることもできました。村越先生、どうもありがとうございました。

(友野隆成記)
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