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レンガ造りの校舎や自然に囲まれた本学。より良いキャンパスライフのため、学生目線でキャンパスのあり方を話し合う、『キャンパスの「あったらいいな」をみつけるワークショップ』を開催しました。
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はじめに合同会社小川錦織一級建築士事務所の錦織真也様よりご説明いただいたのは、1980年のキャンパス移転前後の桜ヶ丘地域の航空写真や、女性の働き方の変化です。移転当初より校舎の位置は大きく変化していませんが、学生数は約8倍にもなり、卒業後は数年働いて寿退社するいわゆる「腰掛けOL」から、社会で活躍する「キャリアウーマン」、そして現代の多様な働き方の時代となりました。
その後学生は2つのグループに分かれ、本学キャンパスの魅力や改善点、そして「理想のキャンパス」について話し合いました。
「礼拝堂や図書館は他大学にも自慢できる素敵な場所」「学食がおいしい」といった魅力がある一方、「日当たりが悪く建物の中が暗い」「歩道が狭い」といった物理的な課題や、「集中できる自習室があると良い」「他学科の取り組みを紹介するスペースを作ってはどうか」「レジャーシートの貸出などキャンプの要素を取り入れたら、中央芝生広場をもっと活用できるのでは」といった空間作りに関することなど、様々な視点で意見が交わされました。
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ワークショップは今後数回開き、集約した意見の実現に向けて取り組んでいく予定です。