活動制限指針のレベル変更と今後の授業について

2020年6月1日

学生・保護者・教職員の皆さま

宮城学院女子大学 副学長(新型コロナウイルス対策担当)
正木恭介

 

活動制限指針のレベル変更と今後の授業について

 

本日(2020年6月1日)より、本学活動制限指針のレベルを1に変更しました。

レベルの変更に伴って、施設利用制限を段階的に解除する方針で準備を進めております。その第一段階として、本日6月1日より、遠隔授業において極めて困難な状況にある一部の授業と学生の皆さんを対象に、一定の制限のもとでキャンパス内の一部施設の利用許可を開始いたしました。現在、6月8日からのさらなる利用促進に向け、条件を緩和した利用申請を受け付けているところです。

また、7月1日以降には、感染状況がこのまま推移し、県境をまたぐ移動の自粛要請がないなどを判断材料として、対面授業でなければ実施できない実験・実習科目、卒業研究などを含め、卒業・進級・資格取得に直接的に影響する科目を対象に、一部対面授業を開始することを検討しています。

今回、レベル1への変更にあたっては1週間前の5月25日に予告を行いましたが、対面授業再開は学生さんの環境の変化が大きいことに配慮して、再開日の2週間前に予告いたします。現在宮城県外に居住しているなど、現状では通学ができない学生の皆さんは、対面授業の再開予告から2週間後には通学を開始できるよう準備をお願いいたします。

なお、大学キャンパス内における教育活動の再開にあたっては、通学中を含めて感染リスクを可能な限り低減することが求められます。しかし、新型コロナウイルス感染症は、対策をどんなに徹底しても、感染リスクをゼロにすることができない疾病です。誰もがかかり得る感染症であることを前提に、感染リスクを最大限低減させながら教育活動を継続していくことが大学に求められております。

このような観点から、大学入構に向けて、本学における衛生管理ガイドラインを作成中です。対面授業の再開前には公開いたします。感染拡大防止とキャンパス内における教育活動の再開は、学生と教職員の皆さんのご理解とご協力がなければ成し遂げられません。どうぞよろしくお願いいたします。