宮城学院女子大学は、開学70周年を迎える2019年度「共生のための多様性宣言」を表明し、本学で学ぶことを希望するトランス女性(戸籍上男性であっても性自認が女性である人)を受け入れることを決定しました。
本学は開学以来、隣人愛に立ってすべての人の人格を尊重するという建学の精神のもと、教育・研究活動を続けてきました。今回の決定は、その理念と伝統を引き継ぎ、さらなる共生社会を目指すためのものです。流動的な意味も含む女性すべてを守り、それぞれが自分らしく生きられるよう背中を押すことが、本学の使命のひとつであると考えています。
現在、環境整備など受け入れのための準備を進めており、2021年度の学部の入学者から受け入れを開始します。
手続き上の詳細は、今後ホームページやオープンキャンパスなどで随時お知らせをしていく予定です。
2019年9月
宮城学院女子大学
学長 平川 新