12月1日(土)、本学大学講堂にて「キレイ女子のための健康セミナー ~がんを知ろう がん検診を受けよう 大切な人に伝えよう~」が行われました。
オープニングに登場したのは、よさこい部Posso ballare MGのみんなです。元気あふれる演技で、会場を盛り上げてくれました。
(写真は奥山仙台市長との記念写真とオープニングの時のものです。)
第一部は、中川産婦人科院長 岡村智佳子先生を講師としてお迎えし、「女性の子宮がん ~予防できるがん~」についてお話をいただきました。
子宮頸がんは20~30代の若い女性に多くみられる病気です。初めのうちは自覚症状がないので、『検診をうけて早期に発見すること』が大切です。また『ワクチンを打つこと』で予防できるがんです。予防できるがんの知識についてお話し頂きました。
第二部は岡村智佳子先生を交えて、本学食品栄養学科教授の齋藤淑子先生、食品栄養学科4年の黒瀧早希子さん、3年小沢悠理子、佐藤梨穂の5名でパネルディスカッションを行いました。「未来の健康維持のために ~検診の大切さ~」と題して、学生の目線から子宮頸がんに対するイメージや健康維持のための取り組みについて話しました。ストレスからくる食べ過ぎや、ダイエットによる無理な食事制限の経験など、会場のみなさんにとっても身近な話題から、女子大生のがんについてのイメージなど様々な意見が交わされました。
○学生の感想○
今日学んだことを姉や友人など自分の周りの人にも伝えていきたいです。今度友人を誘って一緒に検診に行きたいと思います。(黒瀧)
子宮頸がんは、初期感染では自覚症状がほとんどないということがわかりました。まずは検診に行って、不安な気持ちを取り除けるといいと思います。(小沢)
結婚、出産など女性としての“Happy”な未来がわたしたちを待っています。将来のことを見据えて、まずは検診に行ってみようと思いました。(佐藤)
第三部は、いよいよBENIさんのトークセッションです。BENIさんは、子宮頸がんの検診を友人と一緒に受けたそうです。美しさと健康を保つために、食べたいものを我慢しないことや、好きなアロマの匂いでリラックスして疲れをとっているということを教えて頂きました。
*仙台市での子宮がん検診は、20歳から受診でき、40歳未満の方は毎年受診できます。そして、お住まいの市町村から20歳、25歳、30歳、35歳、40歳の方に、自己負担額が無料になるクーポン券と検診手帳をお送りしています。
今回のセミナーで学んだことを、ぜひ多くの皆さんに伝え、ひとりでも多くの方が受診していただきたいと思います。
尚、このセミナーの様子は新年になってから河北新報に掲載予定です
記:小沢悠理子・佐藤梨穂