東日本大震災の発生から3年以上が経過。そこから得られた多くの教訓を風化させないため、10月8日(水)本学院では「全学院総合防災訓練」を行いました。
県内での大地震発生を想定したこの訓練には、学生・生徒・園児、教職員など約1,850人が参加。仙台市青葉消防署、仙台市消防局消防航空隊にもご協力をいただきました。

まず本学の学生や生徒、園児、教職員がシェイクアウト訓練を実施。次に避難・誘導訓練を行い、続いて安否確認、帰宅困難者確認、応急救護などの訓練が行われました。

その後、大学自衛消防隊や消防隊による消火訓練、消防ヘリコプターが出動し、逃げ遅れた学生を救助するヘリコプター救出訓練なども実施しました。

このほか構内には減災広場が設けられ、地震体験車での「地震体験」、火災発生時の煙の怖さや避難方法を体験できる「煙体験」、消火器の的確な使用方法を学ぶ「消火器体験」など、訓練参加者はさまざまな体験を通して、災害時の行動・対応法を学びました。