庄子 三未さん(音楽科卒業、研究生修了)の素晴らしい活躍をご紹介します。
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2021年3月に学芸学部音楽科を卒業、2023年3月に研究生を修了した庄子 三未さん。2023年秋より、パリのエコールノルマル音楽院からの奨学金を得て同学院のアーティストディプロマ課程に留学していましたが、この5月末に卒業試験があり、「審査員満場一致の最優秀賞」という成績をいただき、受賞者コンサートにも選抜されました。
卒業試験の前には、イタリアで開催されたアミグダラ国際音楽コンクール ピアノ部門で第一位を受賞されました。
庄子さん、おめでとうございます。

エコールノルマル音楽院の公式YouTubeチャンネルで、庄子さんの卒業試験の演奏を聴くことができます。
◆公式チャンネルはこちら
◇プログラム◇
F.リスト 作曲
2つの伝説
第1曲 小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ
第2曲 波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ
M.ラヴェル 作曲
夜のガスパール
第1曲 水の精(オンディーヌ)
第2曲 絞首台
第3曲 スカルボ
【庄子 三未さん プロフィール】
宮城学院中学校高等学校卒業。高校3年生まで宮城学院女子大学附属音楽教室に在室。宮城学院女子大学学芸学部音楽科卒業(卒業時に学長賞を受賞)、同大学音楽科研究生修了。在学中の2019年、宮城学院女子大学音楽科の推薦によりAlexander & Buono財団主催abcガラコンサートに出演(ニューヨークのカーネギーホールにての演奏・ココノネ ココノハ基金より奨学金を授与される)。
仙台クラシックフェスティバル2019、2021に出演、及川 浩治氏(本学教授)と共演。
2020年、宮城学院女子大学音楽科コンサートに船橋 洋介氏(本学教授)の指揮にてショパン ピアノ協奏曲第一番(第2、3楽章)で出演。
日本演奏連盟主催オーケストラ・シリーズ第56回仙台公演にリスト ピアノ協奏曲 第一番で出演し、仙台フィルハーモニー管弦楽団と共演。
Carles & Sofia ピアノコンペティション2022(スペイン)で銀賞受賞。
第84回TIAA全日本クラシック音楽コンサート出演(サントリーホール)、審査員賞受賞。
2022年度全日本ピアノコンクール全国大会7位受賞。第4回ラフマニノフ国際ピアノコンクールJAPAN G部門3位受賞。
第5回印西国際音楽コンクール プロフェッショナル部門1位受賞。
2023年4月、第32回京都フランス音楽アカデミーにて優秀受講生・奨学生に選出され、同年10月、パリ・エコールノルマル音楽院アーティストディプロマ課程に入学。教授推薦のもとSalle Cortot(エコールノルマル音楽院に隣接するコンサーホール)にてソロプログラムを複数回演奏。その他、パリ市内の演奏会に多数出演。2025年2月、パリ郊外で開催された、レ・クレドール国際音楽コンクール ピアノ部門にて第2位、同年5月にはイタリアのカターニアにて行われたアミグダラ国際音楽コンクール ピアノ部門で第1位を受賞。同月、エコールノルマル音楽院アーティストディプロマ課程を、審査員満場一致賞を得て最優秀成績で卒業。受賞者コンサートに出演。
これまでにピアノを松山 裕美子、弘中 孝の各氏に、室内楽をNina Patarrec氏に師事。現在はピアノをPhilippe Bianconi氏に師事。
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庄子さんのますますのご活躍を期待しています!