「和楽器入門講座」を開催しました

「音楽科教育法」(担当 水口 俊彦先生)の授業では、毎年「和楽器入門講座」を行っています。10月9日(水)、梅岡 友紀子先生をお招きし、箏、三絃の歴史や奏法、基本的な楽曲について学びました。
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講師の梅岡先生は、東京藝術大学音楽学部邦楽科のご卒業で、沢井 忠夫・沢井 一恵夫妻に師事したそうです。仙台を拠点に箏演奏家として活躍され、また、指導者として多くの演奏家を育ててこられました。今回は、梅岡先生と門下生の安瀬 信子先生、髙司 貴子先生が、箏、三絃を使った様々な作品を、解説を交えながら演奏してくださいました。
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中学校の音楽の授業で、鑑賞用教材として使われている古典の代表曲「六段の調」(八橋検校)のほか、箏と三絃の二重奏、低音の深い響きが魅力的な十七絃のための作品など、現代奏法を含む様々な楽曲を鑑賞しました。
 
後半は、実際に楽器演奏を体験させていただきました。
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初めて和楽器に触れる学生も多く、楽器の構え方から丁寧に指導していただきました。
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次第に慣れてくると、簡単な音階や旋律が弾けるようになり、「楽しい」「もっと弾きたい」という声もあがりました。
普段、身近に触れる機会が少ない和楽器ですが、日本の伝統音楽の魅力を感じることができました。