ミャンマーの学生に応用制作専攻生が自作作品を披露しました

2月19日、日本の歴史と文化を学ぶために来日していたミャンマーの学生66名が本学を訪れました。

 

カフェテリアで本学学生と一緒にランチをとったり、日本の文化や本学の活動を紹介するプレゼンテーションを聞いたりしたあと、音楽館のハンセンホールに移動。

 

文化系応用制作専攻3年の高階美沙さんが、自作の作品を実技専攻のクラスメートとの演奏で披露しました。ヴァイオリン、ヴィオラ、フルート、クラリネットとシンセサーザーや予めコンピューターで作った音を組み合わせて、日本の春・夏・秋・冬を表現した作品です。

「日本には長い歴史をもつ伝統音楽・芸能があって、大切にされていますが、西洋楽器と電子楽器の組み合わせなど、新しい試みもどんどんなされています」と、自ら紹介した後、4曲をメドレーで演奏。ミャンマーの学生さんたちは、ときどきスマートフォンで撮影したりしながら、同世代が表現する現代日本の音楽に熱心に聴き入っていました。

その後、本学への招待と音楽科学生の演奏への返礼として、ミャンマーの芸術大学で学ぶ学生さんを中心に、伝統舞踊を披露してくれました。華やかな民族衣装をつけて、手足をしなやかに動かす優雅な舞に、今度は本学の学生がうっとり。

 

最後は、本学の学生も一緒になってステージ上でミャンマーの踊りを踊ります。ステージの上に、音楽・芸能だからこそ可能な、言葉を超えた生き生きとした交流が生まれました。