みやぎ県民大学「学校等開放講座」が、開催されました。
「音楽の愉しみ―指揮者の役割を体験しながら音楽の魅力を探る―」と題し、船橋 洋介先生(特任教授)が講師を務めました。
本講座は全4回で計画されましたが、諸事情により当初の予定を変更して3回の開講となりました。中学校高等学校の音楽教員、ピアノ指導者、音楽愛好家の方たちなど、音楽経験も様々、高校生から70代まで、幅広い年齢の方たちが参加しました。
まず、音楽の基本となる、2拍子、3拍子の拍の取り方を学びました。
「野ばら」「エーデルワイス」「夏の思い出」などを教材として、楽譜に書かれている様々な情報を読み取り、言葉と音楽の結びつきや、歌詞の意味、日本語やドイツ語など原語の違いを感じながら表現する方法を学びました。
9月24日の最終回では、受講生が一人づつステージ上に置かれた指揮台にあがり、指揮者の役割を体験しました。
参加した方々の感想・・
・指揮者の役割や、息遣いなど、先生の姿から楽しく学ぶことができました。
・指揮は初体験です。実際にやってみると、難しい!
・いつもは演奏する側ですが、指揮者の方がどのようなことを感じながら指揮しているのか、気になっていました。講座を受講してみて、指揮者にとって大切なこと、フィーリングを感じることができました。
・音楽と言葉の関係を意識して表現していく指揮の難しさを感じますが、自分なりの表現ができたら気持ちのよいものだと思いました。