「音楽科コンサート2019」を開催しました

1月16日(木)、「音楽科コンサート2019」を開催しました。

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今年度の音楽科コンサートは、開学70周年を記念し、ショパンとモーツァルトの名曲を集めた華やかなステージとなりました。

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前半は、モーツァルトの「エクスルターテ・ユビラーテ」からの最終曲アレルヤと、ショパンの「ピアノ協奏曲 第1番」を演奏しました。

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「演奏家養成特別実技」履修生がオーケストラと共演しました。

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後半のステージでは、客演に佐藤 淳一先生(尚絅学院大学)、中川 郁太郎先生(東北学院大学)のお二人をお招きし、モーツァルトの「戴冠ミサ」を取り上げました。

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ソプラノ、アルト独唱は音楽科学生と井坂 惠先生(准教授)が務めました。

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2016年度の学科改組、2019年度の新専攻開設を経て、音楽科では様々な専攻が学べるようになりました。今回のコンサートでも、管弦楽器、打楽器専攻の学生がオーケストラパートを担いました。指導にあたる先生方の多くはプロのオーケストラメンバーとして活躍している方たちで、リハーサルの間も終始学生を指導し、導いてくださいました。

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経験豊かな先生方とともに同じステージに立つことで、学生たちは、プレッシャーと緊張感を味わいながら、時に厳しく、妥協せず、より美しい響きを作ろうとする姿勢を肌で感じることができました。

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今回の音楽科コンサートで「戴冠ミサ」を取り上げるにあたり、合唱の授業では「ミサ曲」について勉強してきました。9月には嶋田 順好 学院長に「ミサ曲を歌うこと―歌詞の聖書的背景」と題して、特別講義をしていただき、歌詞(ミサ通常文)の意味を理解し、宗教音楽の背景に描かれるキリスト教の世界、聖書の物語を実感することができました。合唱、ソロ、オーケストラがひとつとなり、音楽を通して神を賛美する喜びを表現し、華やかで劇的なモーツァルトの音楽の世界を堂々と歌いあげました。

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「音楽科コンサート」は音楽科にとって一年で最も大きなステージです。学生たちはコンサートの成功を目指し、本番に向けて日々練習を重ねてきました。また、舞台運営スタッフとして活動した学生たちも様々な形でステージを支えました。学生、教員が総動員で作り上げたコンサートは開学70周年の節目にふさわしいステージとなりました。