「音楽への誘い~出張授業と演奏による」を実施します

宮城学院女子大学では、大学教員が高等学校に出向き、さまざまな学問分野の講義を行う、高校生向けの出前授業・出張講義を実施しています。

音楽関係は、教員のレクチャー・レッスンと学生の演奏を組み合わせ、高校生のみなさんに音楽の世界に広く触れる機会を提供いたします。

音楽との関わりを考える一助としてぜひご活用ください。

<実施形態>

1.音楽科教員によるレクチャー・レッスン
2.教員によるレクチャー・レッスン+学生の演奏
3.学生の演奏

<「レクチャー・レッスン」テーマ一覧>

講師名
[研究分野]

講義タイトル

講義内容

 

 

大内 典 教授
[音楽学 音楽文化学]

 

 

楽器で探る世界の文化

ピアノ、吹奏楽の楽器、民族楽器-すてきな音楽を生み出す道具ですが、それだけではありません。楽器には、それを生み出した文化の情報がぎっしりつまっています。楽器から人間の活動の豊かさ、深さを探ってみましょう。

歌声さまざま
-声の文化の多様性

澄んだ透明な声は良い声ではない!?動物を声であやす!?お坊さんは唄で修行する?-意外に充ちた声の文化の広がりの底にあるものを探ります。

 

 

小山 和彦 教授
[作曲 音楽理論]

 

 

作曲にトライ

作曲は難しいものと思われがちですが、実はそんなに難しいものではありません。はじめは楽譜に正確に書けなくてもよいのです。まずは何か音を出すことから始めてみましょう。

音楽の今と昔

私たちが普段聴いているポップス、ロック、歌謡曲などはクラシック音楽などの伝統が何気なくしみこんでいます。そういった事柄を見つけてゆきます。

 

なかにしあかね 教授
[作曲 声楽伴奏]

歌をうたうということ

皆さんで歌える歌を1曲ないし2曲出して頂き(こちらから簡単な曲目をご提案することも可)、実際に歌ってみながら、さまざまな角度から“歌を歌う”とはどういうことか、新鮮にとらえ直します。

 

 

野沢 真弓 教授
[ピアノ実技]

 

ピアノで語る

ピアノは押せばすぐに音が鳴ります。でも、指の重さ・角度・落とす高さなどで音は変化します。表現の幅を広げ、ピアノ演奏や合唱の伴奏に役立てましょう。

ピアノ演奏の基礎テクニック

ピアノを弾いて弾きにくいと思ったことはありませんか。無駄な力を取り、どうすれば楽に良い音が出せるか、どんな練習方法や表現法があるか、をアドヴァイスします。

 

菊池 恭江 教授
[弦楽実技]

 

弦楽合奏の楽しみ

弦楽合奏を楽しむためのポイントを学びましょう。スコアの読み方、各パートの役割、縦線の合わせ方、音程のとり方、運弓、運指など、具体的に取り組みます。

ヴァイオリン(ヴィオラ)
実技

基礎から上級まで、個々人のレベルに合わせて、具体的な練習方法をアドヴァイスします。

 

井坂 惠 准教授
[声楽実技]

あなたの本当の声って?

誰でもその人にしかない声をもっています。でも多くの人が、自分の声の魅力に気づかないでいます。発声のポイントレッスンにより、自分の声を知り、可能性をひらきましょう。より愉しく歌えるようになるはずです。

 

 

 

太田 峰夫 准教授
[音楽学]

 

 

 

絵画と彫刻からみるベートーヴェン像の変容

作曲家の肖像画を調べていくと、大作曲家について人々が持つイメージが、時間の経過とともに変化してきたのが分かります。この授業ではさまざまなベートーヴェン像を見比べながら、それらが描かれた時代背景について考えていきます。

「贋作」からみる音楽史

音楽史はさまざまな「贋作」を生み出してきました。過去のある一時期に、あやまって「モーツァルトの作品」とみなされた作品を例にして、なにがわれわれの判断をくもらせるのか、その原因を考えていきます。

※学生の演奏内容、開催時期等については、ご相談ください。

<ご相談・お申し込み>

まずは、お電話、メールにて、お気軽にご相談ください。ご希望の分野・担当者・テーマ・スケジュール等、調整がついた段階で改めて正式なお申し込みをいただきます。

<出張授業・演奏に係る費用>

交通費・謝礼等はいただいておりません。

<その他>

大学の行事及び教員の校務等の都合でお受けできない場合がございますので、あらかじめご了承ください。
授業内容によりビデオデッキ、プロジェクター、DVDプレーヤー、CDプレーヤーなどの機材の用意をお願いすることがあります。

<お問い合わせ>

宮城学院女子大学音楽科 

TEL/FAX 022-277-6130

music@mgu.ac.jp