特別教育計画「北端 祥人 ピアノリサイタル」を開催しました

5月16日、今年度第2回目の「特別教育計画」として、北端 祥人さんによるピアノリサイタルを開催しました。

北端さんは、昨年5月に仙台で開催された「第6回仙台国際音楽コンクール」ピアノ部門で第3位に入賞した将来有望な期待の若手ピアニストです。

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プログラムの前半はブラームスの変奏曲、ベートーヴェンのソナタ、後半ではプロコフィエフのソナタをとりあげました。3人の作曲家が曲に託した想いを、演奏という行為を通して示したい、という北端さんからのメッセージの通り、強い意思とそれぞれの作品に対する熱い想いが伝わってくるような熱演でした。

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緊張感の中にも、ひとつひとつの音にひたむきに向き合う姿勢が感じられ、会場からは大きな拍手が寄せられました。

昨年のコンクールで北端さんの演奏を聴き、ファンになったという市民の方々も多く、終演後は北端さんを囲んで和やかに会話する姿が見られました。学生たちも、世界を舞台に活躍する同世代のピアニストの演奏から多くの刺激を受けたようです。

北端さんは5月19~20日に行われる仙台フィルハーモニー管弦楽団「第309回定期演奏会」にソリストとして出演し、ショスタコーヴィチの「ピアノ協奏曲 第1番」を演奏します。

北端さんの今後のますますのご活躍を期待したいと思います。