8月5日(金)に前期の授業のまとめとして、アンサンブル科目の「前期試演会」を行いました。
「オーケストラA」は今年度から始まった新しい科目です。弦楽器、管楽器の経験がある1年生が履修しています。
続いて「管楽器アンサンブル」。副科管楽器としてフルートとクラリネットを勉強している学生が、アンサンブルの基本を学び、演奏技術を身につける科目です。
フルート三重奏、クラリネット四重奏、そして木管七重奏を演奏しました。
副科楽器を演奏することは、専攻楽器を演奏するときは違った緊張感がありますが、呼吸をあわせてお互いの音を聴きあいながら演奏しました。
副科弦楽器として、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスを勉強している学生たちによる「弦楽器アンサンブル」はヘンデル作曲「水上の音楽」に挑戦しました。
先生方も加わり、演奏を支えてくださいます。
最後は、管楽器専攻生、弦楽器専攻生による「総合アンサンブル」の演奏。
今年入学したフルート専攻生とクラリネット専攻生も、先輩たちについていこうと、練習を重ねてきました。
アンサンブルの難しさも感じながら、質の高い音楽作りを目指しました。
どのクラスも一生懸命課題に取り組んだ成果を楽しく発表することができました。それぞれの授業の個性がよく出ていたと思います。学生からは、「とても緊張した」「でも楽しかった!」などの声が聞かれました。専攻以外の様々な楽器を学ぶこと、アンサンブルの楽しさを味わうこと、こうした経験は、これからの学びにきっと役にたつことでしょう。