2018年度 音楽科第2回特別教育計画
バリトン歌手 ロッキー・チョン 先生によるミニコンサート&公開レッスン
韓国人バリトン歌手 ロッキー・チョン 先生は、現在、漢陽(ハンニャン)大学で後進の指導にあたられています。先生は、ミュンヘン国際コンクールで第3位となられた後、シューマン国際コンクール、ヴォルフ国際コンクールで優勝し、ドイツ歌曲・宗教曲の分野において、その力を遺憾なく発揮しておられます。ドイツで教鞭をとられた後、現在は母国に帰国され、演奏の傍ら後進の指導に当たっておられます。
先生に演奏をご披露いただくほか、音楽科学生がレッスンを受講します。
【日時】 2018年11月26日(月) 18時~19時20分
【会場】 音楽館 ハンセン記念ホール
ロッキー・チョンLocky Chung先生(バリトン) プロフィール
韓国生まれ。ドイツ・カールスルーエ国立音楽大学にてローランド・ヘルマン教授の下で研鑽を積む。
1992年、ミュンヘン国際コンクール第3位(1位なし)、1993年シューマン国際コンクール第1位、1994年ヴォルフ国際コンクール第1位。
ルードヴィヒスブルグ音楽祭、シュレーヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、ラインガウフェスティバルなどヨーロッパ各地の音楽祭に参加。またカナダ、南アフリカ、中国、韓国、日本でも演奏活動を行う。オラトリオやコンサートのレパートリーは、バッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ロッシーニ、ブルッフ、マーラー、シェーンベルク、ウェーベルン、ブリテンなど、古典から現代曲まで幅広く、ヨーロッパの主要都市を中心に歌曲リサイタルを行い、ユリウス・ドラーケ、ハルトムート・ヘル、アーウィン・ゲージら各ピアニストと共演している。
ソウルにてチャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」のタイトルロールを演じオペラデビュー。その後、モーツァルト「魔笛」のパパゲーノなど各国でその名声を欲しいままにしている。
1997年からドイツ・カールスルーエ国立音楽大学にて教鞭をとり、2003年からは、ソウルにある漢陽大学において後進の指導にあたっている。
【ミニコンサート】 プログラム(予定)
ピアノ 松川 儒 先生(玉川大学芸術学部准教授)
ベートーヴェン 作曲 口づけ L.v.Beethoven / Der Kuss
シューマン 作曲 蓮の花 R.Schumann / Die Lotusblume
マーラー 作曲 美しいトランペットの鳴り響くところ G.Mahler/ Wo die Schönen Trompeten blasen
ヴォルフ 作曲 あばよ H.Wolf/Abschied
【公開レッスン】 通訳 松川 儒 先生
受講生 齋官 美優(音楽科3年) ピアノ 松本 るな(音楽科1年)
受講曲 F.シューベルト 作曲 君こそわが憩い F.Schubert/ Du bist die Ruh‘ Op.59, No.3 D776
受講生 那須 星香(音楽科4年) ピアノ 千葉 結莉乃(音楽科1年)
受講曲 R.シュトラウス 作曲 ひどいお天気 R.Strauss/ Schlechtes Wetter Op.69, No.5
入場無料
主催 宮城学院女子大学学芸学部音楽科
お問い合わせ TEL/FAX 022(277)6130 (学芸学部音楽科)