教員採用試験に合格した4年生による報告会を行いました
2013.11.29
11月26日(火)、日本文学科で「教員採用試験現役合格者による報告会」が開かれました。
宮城県の高校教員採用試験に合格した及川杏奈さんと東京都の中学校教員採用試験に合格した村上祥子さん(いずれも4年生)が
教養試験や面接等の対策について、具体的な準備の仕方や心がまえを語りました。
参加した学生は3年生だけでなく2年生も。熱心にメモを取りながら聞き入っていました。
報告会が終わると及川さんと村上さんを囲んで質問の輪ができ、二人の連絡先を聞く学生も。これから困ったり迷ったりした時に、頼れる先輩になってくれそうです。
「合格した人の生の声を聴けるのは貴重な機会。試験の傾向や準備のスケジュール等もわかってよかったです」
と、参加した2年生。準備を始める良いきっかけになったようでした。
合格者インタビュー:及川杏奈さん
―教員を目指そうと思ったきっかけは?
「大学に入って、とりあえず教員免許だけ取ろうと授業を受けてみたら、勉強が面白くて。自分が学んだことを生かして、生徒たちに教えられるっていいなと思いました」
―大学のサポートで役立ったことは?
「3年生の時から『教職センター』の勉強会に参加しました。週に一度通ったことで、勉強のペースが作れたと思います。また、日本文学科の先生が文法の対策をやってくれたので、基本を固めることができました」
―どんな先生になりたいですか?
「生徒を一番に信頼して、生徒の理解者でいたい。そして、国語の先生になるわけですから、やはり国語の魅力を伝えていきたいと思います」
合格者インタビュー:村上祥子さん
―教員を目指そうと思ったきっかけは?
「ずっと以前から、子供に関わる仕事がしたいと思っていました。部活動でずっと吹奏楽をやってきたこともあり、部活動の指導もできるし、先生がいいのかな、と。東日本大震災の後、いろいろな人に支えてもらい、人とのつながりの大切さを生徒に伝えたいと思ったことも大きいです」
―大学のサポートで役立ったことは?
「『教職センター』の勉強会ですね。教職教養の基本をやり直せたので、習ったのに忘れかけていたようなことも一から勉強することができました」
―どんな先生になりたいですか?
「人とつながることの大切さを伝えたい。東京都の教員として自分を鍛えて、将来的には東北に帰って来て働くのが夢です」