6月23日オープンキャンパス・学科ミニ講座のご案内

6月23日オープンキャンパス 生活文化デザイン学科ミニ講座
「生活文化デザイン学科のルーツを探る」K202教室 12時50分から13時20分

 

現在の学科カリキュラムをご紹介した上で、宮城学院における生活系教育の長い歴史をさかのぼってみます。

生活文化デザイン学科は、「環境」「文化」「デザイン」という大きな視点から生活を総合的にとらえることをベースに、〈社会と女性、家族、経済〉〈服飾〉〈建築〉などに関する専門性を深めることを目指す、今日的な生活系(家政系)の学科です。
本学科のルーツは、専門教育というレベルでは、1912年(明治45)に始まった宮城女学校家政専攻科にまでさかのぼることができ、関係資料によると早い段階から専門性の高い教育が行われていたことがわかります。

 

視点を変え「生活文化」という観点でとらえると、1886年(明治19)宮城学院創設の頃、キリスト教学校が授業科目の枠を越えた西洋的な新しいライフスタイル、価値観の窓口となっていたことが注目されます。

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初期の生徒たち『宮城学院 目で見る120年』より
*着物姿だが、ほとんどの生徒が西洋風の「束髪」である。

 

ミニ講座では、写真資料や、明治時代の雑誌に掲載された宮城女学校(現宮城学院)の記事などを紹介しながら、「生活文化」を考える意味についてもお話ししたいと思います。高校生の皆さんのご参加をお待ちしています。

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1904年(明治37)第一校舎『宮城学院 目で見る120年』より