■奨励部門賞（生活文化デザイン学科３年・大宮七海）

■春電　-結婚率が上昇する通勤電車-

コンセプト
近年、20〜30代の未婚率が著しく上昇している。日本の生涯未婚率は2020年には男性で約26%、女性で約17%、2030年には男性で約30%、女性で約23%になる見通しである。また、近年の少子化問題は未婚率の上昇にその原因を求めることができる。【国勢調査から引用】

そこで、山手線に「女性専用車両」ならぬ「婚活専用車両」を設ける。近年、様々な所で婚活イベントが多様化してきている。しかし、婚活イベントは非日常的であり、参加にはハードルが高い。だからこそ、通勤電車のような日常的なものに婚活車両を取り入れれば、婚活も日常的に気軽な者になる。

昔、見合い話をもってきたおばさん、通称「お節介おばさん」がよくいたが、最近見られなくなってきている。そんなお節介おばさんたちを車掌さんのように婚活専用車両の中におく。お節介おばさんに気になる異性との仲を取り持つように頼むこともできる。

■コンペ概要

・主催：社団法人商業施設技術者・団体連合会

・応募資格：学生（大学院生、大学生、短大生、専門学校生）個人・共同制作いずれも可

・各賞：最優秀賞1点、優秀賞5点、入賞8点、奨励部門賞26点

・応募総数：406作品

・コンペ主旨リンク・コンペ結果リンク

＊）本コンペの参加は卒業研究基礎演習II（担当教員：須田眞史）の一環として行ったものである。