大久保尚子教授が 2024年度 意匠学会 論文賞を受賞しました!

生活文化デザイン学科 大久保尚子 教授の論文「大正末,昭和初期創作図案浴衣企画にみるアマチュアリズムと手仕事の染織産業との関係ー《草の葉染中形》,《主婦之友浴衣地》を中心として」は、意匠学会 学会誌に掲載された数ある論文の中からもっとも優れたものとして表彰されました!

大久保先生の論文はこちら→/doi.org/10.18910/100269

選考理由 (抜粋) 『デザイン理論』86号(2025年8月)、4頁掲載
/doi.org/10.18910/102488
「芸術家による創作図案や、雑誌・新聞の懸賞図案募集による一般人の参加を「アマチュアリズム」と定義し、専門職としての染色、型紙、図案など各業者との協同により、浴衣地が実際に製造され商品化することを、「生活の芸術化」を具現化させたデザイン運動として捉え、その動向を丹念に追跡した論考である。」
「浴衣産業の中に芸術家による創作図案と一般市民の懸賞応募という二つの活動が、「生活の芸術化」を標榜する芸術運動の理念に近接していたという指摘は、単に浴衣というジャンルにとどまらない同時代の生活空間におけるデザイン運動の一端を感じさせる。本論は、当時の浴衣産業の技術、芸術家たちの図案分析ならびに芸術運動志向、《主 4 婦之友浴衣地》の社会的影響、これら広範にわたる諸活動を詳細に調査しており、浴衣ブームの興隆の中に日本におけるデザイン運動との関連を見出した本論は高く評価された。」

大久保先生の論文が掲載された学会誌