東北建築大賞2024を受賞しました!【生活文化デザイン学科 洞口 苗子】

日本建築家協会(JIA)東北支部主催の東北建築大賞2024にて、
生活文化デザイン学科 助教 洞口 苗子 の岩沼市館下における取り組み

「 Tateshita Area Renovation -村づくり型エリア開発- 」が、現地審査を経て、
【東北建築大賞2024 優秀賞】を受賞しました!

審査をしていただいたみなさま、本当にありがとうございました。

審査員長:北山 恒
審査員:西方 里見、六本木 久志

「東北建築大賞」は、東北6県に造られた一般建築や建築にまつわる作品、活動等(家具等のプロダクト作品、まちづくり活動)を対象とし、デザイン・性能・工法・活動等において、東北の景観と環境に根ざした優れた建築を生み出した設計者と施主・施工者に対して贈る賞です。

 

本賞を受賞した活動における、段階を追ったこれまでの取り組みは、
本学のリレーエッセイ:生活文化デザイン学科 洞口苗子でも触れています。
ぜひご一読ください。

 

以下、洞口からのメッセージです。

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これまで私たちの価値観に共感いただき協業していただいているみなさま、
応援・参画してくださるすべてのみなさまにお礼を申し上げます。

私が岩沼市館下エリアに根をおろし、 自ら主体的に取り組んだ「村づくり」は、
第一フェーズの複合古民家実験住宅から投資しつづけ、8年が経過しました。

人口4万人の地方都市において、5min city |mixed use に向けた核となる場づくりに、ビジョンを持って取り組んできました。

こうした活動を通して、都市経営・地域資源・人材資源・文化・歴史・なりわい等、全てに境界なく興味をもち、
ワクワクと責任を持って取り組めるローカルアーキテクトが各地に増えること。そして、ローカリティと個性のある地域が育つことを願っています。

今後ともしっかりと知識と技術を深め、
デザインと事業のチカラで豊かな地域をひとつづつ着実につくってゆきたいとおもいます。
そして、本学の教育活動にもしっかりとフィードバックしていきたいです。

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*本学では今回受賞したTateshitaCommonエリアをフィールドに展開する授業も実施しています。