二日目はこちら、伊勢神宮です。
本学におけるキリスト教主義と神道が相容れないかはわかりませんが、伝統としての宗教は学ぶべきものがあると感じます。
また、式年遷宮という形式は日本的な建物のあり方や、技術の伝承という側面、古代様式の再生など、大学の建築教育とは違った建物の価値、魅力をつたえるものです。
猿田彦と天照大御神の人間臭い話、斎王という制度とそれを担う人間という生身の存在、お伊勢参りと江戸時代の宗教や旅行風俗、伊勢神宮にまつわる様々な伝説や逸話は、現地を知ることで多くの想像をかきたてます。
おはらい横丁やおかげ横丁など観光産業やまちづくりのヒントも含めて多くを考えさせる場所でもあります。
外宮を見学し、一路、内宮へ。
平日とはいえ大変な人混みでした。
江戸時代、お伊勢参りの賑やかさが今も眼の前に広がっています。
内宮、外宮の意味や式年遷宮が伝える古代の建築様式を学びながら一日がかりの現代版お伊勢参りです。
赤福や伊勢うどんもその経験に加わって、日本最大のパワーススポットを堪能しました。