多賀城南門見学会

多賀城市教育委員会文化財課のご協力で、史跡多賀城の南門復元工事の建設現場を見学する機会をいただきました。
コロナ禍での課外授業ということで、感染対策を行った上での見学でしたが、文化財課の皆様、参加者の協力で無事に行うことができました。
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多賀城は陸奥国の国府として、古代東北地方に設置された城柵で、8世紀中頃に多賀城外郭に設けられた南門は約1km四方におよぶ多賀城外郭の入り口として重要な施設でした。発掘調査により明らかになった平面規模、構造から二重門形式の格式の高い門であったと推察されています。

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今回は、初重下、及び二重柱礎盤の位置にめぐらされた足場より、内部、外観を間近で見学。

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教育委員会の武田氏、戸塚氏より多賀城政庁の歴史、南門の構造、意匠の詳細な説明を受けながらの見学となり、貴重な体験となりました。

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完成は令和6年、2024年の予定です。