2018年度
生活文化デザイン学科展
2019年2月1日〜6日に、せんだいメディアテークで生活文化デザイン学科展を開催します。「環境・文化・社会」の視点から次世代のライフスタイルをデザインする生活文化デザイン学科での学びの集大成として、「女性と家族と社会」、「生活と流通」、「服飾」、「建築・インテリア」について、卒業論文・卒業設計を始め、すべての学年の学習・課外活動の成果を幅広く展示いたします。
それぞれの分野の展示テーマ(抜粋)は以下の通りです。
女性、家族と社会 | ・化粧はマナーか ―進化する男性の化粧行動― ・シングルマザーと子どもの貧困 ―生きづらさを越えて― ・現代の家族旅行 -子世代と親世代の差に着目してー ・若者にとってSNSとは? -「いいね!」願望と複数の「私」― など |
生活と流通 | ・インバウンド向け食と農の景勝地に関する実証研究 -岩手県一関市のもち食文化を中心として- ・小売業態別にみた利用実態と購買行動に関する研究 -とくに、大型SCとアウトレットモールとの比較- ・地元食材を利用した食育と普及活動に関する実証研究 -とくに山形県・岩手県内の病院食メニューの取り組みを中心として- など |
服飾、生活造形 | ・大正後期から昭和前期にみる女性洋装の浸透 -「流行」への注目- ・日本女性の洋装化過程にみる西洋文化の受容と日本文化の再認識 ・芭蕉布染織技法の今日に至る展開に関する一考察 -沖縄の歴史と芭蕉布の位置付けに注目して- ・コラボレーション作品にみる吉田ユニのデザイン表現の分析と考察 など |
建築・インテリア | ・高齢者向け共助型災害公営住宅の住み方に関する研究 ・広瀬川を通して、自然と人間の在り方を考える ・ごちゃまぜの杜 ~通所型福祉施設~ ・K site ~からだ×健康×交流~ ・全国設計コンクール受賞作品 ・学生の設計によるマンションのリノベーション など、幅広いテーマが展示されます。 |
宮城学院女子大学 生活文化デザイン学科展 -2018 年度卒業論文・卒業設計展- 会場:5階ギャラリーc |
卒業設計・論文公開講評会 会場:1階オープンスクエア |
2019年2月1日(金)~2 月6日(水) 10:00 ~ 19:00(2/1は14:00から、2/6は14:00まで) 入場無料 |
2019年2月1日(金) 16:00 ~ 17:30(終了予定)、入場無料 ゲストクリティーク(敬称略) ・赤松佳珠子 建築家/シーラカンスアンドアソシエイツ パートナー 法政大学教授/神戸芸術工科大学非常勤講師 ・菊池佳晴 建築家/菊池佳晴建築設計事務所 代表 |
会場:せんだいメディアテーク アクセス→ |
2/1(金)シンポジウム「女子大で学ぶ建築」を同時開催します。
趣旨
建築を学ぶとはどういうことでしょうか。地震国である日本の建築教育は工学分野を中心に発展してきました。一方で、住宅や店舗などの建築やインテリア空間は、暮らしや生活と切り離せない身近で日常的なものです。
建築という広く分野を横断する様々な実務をキャリアの目標とするとき、受験生にとっては、理系色の強い工学部で学ぶのか、文系色の強い家政学部で学ぶのが良いのか、進路の選択が必要です。
「女子大で学ぶ建築」は、建築という分野で活躍する女性とともに、女子大学で建築・インテリアを学ぶことの意味、女子大学で建築・インテリアを学んだあとのキャリアについて考えるシンポジウムです。
主催 : 生活文化デザイン学科
問い合わせ : TEL 022-277-6153( 生活文化デザイン学科副手室)