さなぎプロジェクト「おいしい放課後」活動報告

さなぎプロジェクト「おいしい放課後」活動報告

食品栄養学科 4年 荒井咲香

 

おいしい放課後では、放課後に料理作りを通して交流を持つ場を提供しています。今年度は前期1回、後期1回実施しました。スタッフで、テーマやメニューを決め、学内にポスターを貼って参加者を募集しています。毎回30名近くの学生が参加してくれています。新たな交流の場ということで、学科も学年も全く異なる学生でグループを組んだりもしますが、料理という一つのものを作り上げていくうちに自然と交流ができ、初対面の相手とも和気あいあいと参加している様子がうかがえます。

 

11月5日(火)は、「ピザを作ろう」をテーマとし、「ピザ、クラムチャウダー、かぼちゃの焼きプリン」を作りました。当日は身支度が整ったら、班ごとに自己紹介をしてもらいました。次に前方の調理台にて、簡単なデモンストレーションをしました。この日はピザ生地のこね方を披露しました。多くの参加者を前にしてデモンストレーションを行うのはとても緊張しますが、出来るだけ分かりやすいように、具体的にどのように行えばよいのかを口頭で示したり、全体に見えるように工夫して行いました。参加者の方々は皆、とても熱心に話を聞いてくれて、嬉しく思いました。

調理中、スタッフは各班を見回り、何か不都合なことはないか確認しています。こちらも積極的に話しかけ、コミュニケーションをとるようにしています。

 

料理が出来上がったら、全員で一緒にいただきます。記念撮影も行い、最後に実施するアンケートには「今後どんな料理を作りたいか」「本日の感想」を書いてもらっています。「パンを作りたい。」「あまりやったことがないので魚料理を作りたい。」「お菓子やケーキ作りをしたい。」というような内容が書かれていました。感想としては、「デモンストレーションが分かりやすかった。」「美味しかったし楽しかった。」「また参加したいです。」等の回答が多くあり、企画して良かったという気持ちになりました。アンケート結果は次回のメニュー決めの際に役立てています。

このプロジェクトを企画運営していて、一番良かったなと感じるのは、料理を通して参加者が笑顔になる場面を実際に目にできることです。

今年度はあと1回程計画しているので、また多くの学生に参加して欲しいと思います。