6月15日(土)、NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク(通称「宮城資料ネット)の総会が東北大学災害科学国際研究所で開催され、それに先立つ講演会で桜ケ丘古文書プロジェクトのメンバーが活動報告を行いました。
宮城資料ネットは、古文書をはじめとする歴史資料の保全活動を行う団体です。主に宮城県内で活動を展開し、昨年設立20周年を迎えました。桜ケ丘古文書プロジェクトが活動の参考にしている団体で、例年春休みと夏休みには、資料ネットでの古文書クリーニング活動にも参加しています。
講演会では、古文書プロジェクトの3名(人間文化学科4年生)が「宮城学院女子大学内での活動」「学外での活動」「活動の魅力・得た学び・課題」をテーマに、地域に残る古文書をクリーニング・撮影・解読し、後世に残す活動に取り組んでいること、活動を通して様々な人々と交流でき、それが参加者の社会性の向上につながっていることなどを報告しました。また、顧問の高橋教授(人間文化学科)が「歴史資料保全活動と女子学生」と題し、古文書プロジェクト参加者から取ったアンケート結果を報告しました。
桜ケ丘古文書プロジェクトでは、これからも宮城資料ネットや地域の方々のご協力を得ながら活動を続けていきたいと考えています。
※桜ケ丘古文書プロジェクトの活動については、以下のPR動画をご覧ください。従来の通常バージョンに加え、参加学生のインタビューを盛り込んだロングバージョンも公開しています。