石巻市立大原小学校Winter College活動報告(2)

大原小学校「Winter College」 食事係活動報告

食品栄養科 3年 高野 梓、青沼 李花、五十嵐 真奈、加藤 郁美、川野 友夏子、

                                                                    齋籐 里穂、澤野 雪枝、髙野 梓、山田 桂子、山田 詩織

 

 食事係は、食品栄養学科の学生9名が参加しました。

当日のメニューは、パエリア、鶏の香草焼き、ツリーサラダ、ピンチョス、ミネストローネ、クレープで、60食を提供しました。

メニューの設定は1カ月以上前からなんども話し合いを行った上に決定しました。各自で案を持ち寄り、メニュー同士のバランスと組み合わせ、アレルギーの対象となる食品の有無などを考慮して決定されました。また、三度の試作を行うことによって、一食あたりに必要な食材の量、味付けなどを決定しました。

 

イベントの前日は、大学の調理室にて食材の下処理・下ごしらえを行い大学内合宿所に宿泊し、当日早朝の4時半から調理を行ってから大原小学校にくる「合宿所宿泊組」と石巻市内に宿泊し、当日路線バスに乗り大原小学校に向かい、会場準備、調理室準備を行う「前泊組」に分かれて準備を行いました。

事前に作業分担表を作成し、タイムスケジュールも細かく練り、作業の進度を確認し合うことで、時間通りに提供することができました。

 

今回のイベントでは、自分たちが提供したいと思う献立について、打合せから提供まで一貫して自分たちで実施しました。企画して実際に実現することの難しさも感じましたが、とてもいい経験になりました。また、衛生面での配慮や大量に調理する際のポイントなど授業や実習の中で学んだことを実践できる貴重な機会にもなりました。何より料理を食べて、子供たちや先生方が笑顔で「美味しい、おかわり」「ありがとう!」などと声をかけてくれた時はとても達成感があり、作ることの喜びとやりがいを改めて実感できました。

 

ウィンターカレッジを通して、私たち自身が元気をもらいました。そして私たちのイベントをとても楽しんでくれた子どもたちの様子を見て、もっともっと子どもたちが元気に過ごせるために、これからも楽しい機会や良い環境を提供していきたいと感じました。