自主活動報告「にじいろプロジェクト」

教育学部 教育学科 健康教育専攻 3年 鈴木花純

私たちのプロジェクトは2018年に発足し、学生たちが宮城学院の性の多様性を様々な視点や角度で捉え、教育の場を中心として社会に虹色の輪が広がることを目指しています。活動の内容としては、LGBTの内容を取り扱った映画を学内で上映したり、LGBTについての勉強会を開くなど、主体的に活動し知識と教養を深めています。

7月13日、14日の2日間に開催されたせんだいレインボーDay「にじいろ文化祭」では、「まちかど保健室」を開設し「学校」をキーワードに「多様性を受け入れる学校」「みんなが過ごしやすい学校」について幅広い年代の方とお話しし、ご意見を伺いながら、テーマについて一緒に考えることができました。

にじいろプロジェクト3にじいろプロジェクト2

 

 

 

 

 

 

 

このイベントに参加することで、多様な性自認を持つ方々と出会うことができました。日本ではまだ性に対してステレオタイプなところが多くありますが、「男と女」「性別役割分業」「性別らしさ」、そんな窮屈なものではなく自分の性を自分らしく捉えながら生きているたくさんの素敵な人々と出会え、貴重な経験となりました。

将来、私が養護教諭になった時に自分の性に悩む子がいたらどう寄り添う事ができるのか、そのための1歩を今回のせんだいレインボーDAYで収穫することができました。

にじいろ

今年、宮城学院女子大学は開学70周年を迎え「共生のための多様性宣言」を表明し、本学で学ぶことを希望するトランス女性を受け入れることを決定しました。

これは私たちのプロジェクトにとってもとても大きな一歩になります。これからもここ宮城学院の学びの場から虹色の輪が広がるよう活動していきます。