日本文学科4年生の樋渡花音さんが、令和6年度第1回 日本語教員試験に見事合格しました。
日本語教員試験は、国家資格「登録日本語教員」になるための試験です。「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」が令和6年4月に施行されて以降、初めて行われました。
***樋渡さんからのメッセージ*******************
私は、養成課程で培った知識の確認と、卒業後に日本語教師として働きたいという強い思いから、第一回の試験に挑みました。過去問がなく、試験前には就職活動や教育実習と重なり、勉強方法の検討や時間の確保に苦労しましたが、積極的に情報収集を行い、関連ウェブサイトやアプリを上手く活用しました。また、ボランティア活動や教育実習で外国人の皆さんと交流した経験、養成課程での日々の学び、そして堀田先生が定期的に参考資料を共有し、受験までサポートしてくださったことが合格につながったと感じています。今回の試験を通して、日々の学びと教育実践の積み重ねが重要であることを強く実感しました。受験を迷っている方には、養成課程での学びを信じて、ぜひ挑戦してほしいです。そして、受験を決めたら、就職活動や教育実習などの予定を見越して、早めに対策を進めることをお勧めします。
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卒業後は、仙台市内の日本語学校に勤務する樋渡さん。今後ますますの活躍が期待されます!
*本学の日本語教員養成課程は、文化庁より登録日本語教員の資格取得に関する経過措置の確認を受けています。したがって、本学の定める要件を満たした課程修了者は、申請により基礎試験が免除されます。詳しくはこちらをご覧ください。