日本文学科の日本語教員養成課程では、これまでの学内外での学びを実践する場として、日本語教育実習を行っています。今年度は、仙台市内の日本語学校において、4つのグループに分かれ、10日間の教育実習を実施しました。
実習では、ミャンマー、ネパール、ベトナム、アメリカなど、様々な国・地域からの留学生クラスにお邪魔しました。日本語学校の先生方からのご指導の下、協力しながら授業準備に取り組みました。教壇実習では、漢字と文法の授業を担当しました。
教育実践を通じて、日本語を見つめ直すとともに、言葉で人とつながる喜びを実感しました。この経験は、日本語教育支援者としてだけではなく、多文化共生社会の一員としてより広い視野で社会を見つめる貴重な機会ともなりました。
実習後には、3年生をクラスに招き、全体報告会と座談会を開催しました。教育実習全体をふりかえり、グループに分かれてそれぞれの経験や学びを共有しました。和やかな雰囲気の中で、先輩と後輩が交流を深める貴重な機会にもなりました。
仙台ランゲージスクールのみなさま、今年度も大変お世話になり、ありがとうございました。