日本語教育ゼミの3年生有志が、北海道・秋田・宮城・東京・京都・大阪の大学・大学院で日本語教育を専攻する学生や学習支援活動に取り組んでいる学生、教員とともに、大崎市で行われたワークショップに参加しました。
　一日目は、吉野作造記念館にて、館内見学の後、宮城県国際化協会、おおさき日本語教室の方からこれまでの取り組みや課題を伺いました。午後は2025年度開校を目指す市立おおさき日本語学校を見学し、グループ・ワークを行いました。二日目は、参加学生による実践活動報告会でした。本学学生は、ゼミ生全員で挑んだ文献調査やインタビュー調査の結果、そこから得られた気づき、今後の課題について発表しました。発表後には聴衆のみなさんから有益なコメントを多数いただきました。
　2日間のワークショップ参加を通して、異なる立場の方々からお話を伺ったり、学生間・教員間で情報共有や意見交換を行ったりすることができました。多文化共生社会づくりのために自分たちが今後どのような活動をしていけるかを考える有意義な二日間でした。貴重な機会を提供してくださった関係者のみなさま、ありがとうございました。

（堀田智子記）