大崎市鳴子温泉鬼首地区で現地調査を行いました

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10月31日()、この春MTT(ミヤガク東北トラベル)に入社した社員7名が大崎市鳴子温泉鬼首地区に出張し、研修を兼ねた現地調査を行いました。

MTTは今年で設立4年目を迎える日本文学科史上初の学科内企業です。社員の仕事は、幽玄会社 ミヤガク東北トラベルの社員として、日文ならではの観点から東北を深掘りし、テーマエリアの歴史や魅力、地域の文化資源や観光資源を発掘すること。そしてその成果をガイドブックにまとめ、世の善男善女を東北再発見の旅に誘うこと。

テーマは毎年変わります。今年のテーマは「鬼」。

鬼滅の何とかじゃないけれど、安達ヶ原の鬼婆、男鹿のナマハゲ、岩手県南の鬼剣舞、鬼首に鬼死骸、鬼たちは東北各地にその爪痕を残しています。さて、今回のみちのくの鬼探し、鬼めぐりの旅。果たしてどうだったでしょう。

 

午前8時、貸切バスで鬼首に向かいました。午前中は荒雄湖畔公園経由で洞雲寺へ。洞雲寺は山号を「鬼亡山」といい、同寺には「首洗いの儀式」など不思議な伝説もあることから、ご住職と鬼首地区公民館館長大山厚昭氏に直接お話を伺うことに。非常に興味深いお話につい長居をしてしまったので、午前中に見学する予定だった荒雄川神社は午後に回すことになりました。

昼食後、たえず熱水が吹き上がっている地獄谷に足を運びました(遊歩道整備のため今回は紫地獄まで)。ついで間歇泉(弁天と雲竜)を見学。そこから荒雄川神社に向かい、鳴子ダムを見学して、15時半ごろ帰路につくことに。道々、あ・ら・伊達な道の駅を視察。地元の農産物や観光資源をどのように商品化しているかを調査しました。

天候にも恵まれた一日となりました。折からの紅葉も見ごろ、大変癒される現地調査となりました。調査すべきポイントは残らず回ることができ、ほぼ予定通りの行程をこなすことができました。さて、これから社員たちはガイドブック作成に取り掛かります。今年のガイドブックの出来に期待が高まりますね。