日本文学科の澤邉裕子教授 の著書が出版されました。
澤邉裕子著
『隣国の言語を学び、教えるということ 日韓の高校で教える言語教師のライフストーリー』
ひつじ書房 / 2019年3月
【内容紹介】
英語教育が最も重要視される日本と韓国の学校教育において、韓国語や日本語を学び、教えることにはどのような意味や価値があるのだろうか。本書は隣国の言語の教育に携わってきた在日コリアン、韓国人、日本人高校教師たちの語りと授業事例の分析から、日韓の社会的文脈の中で教師たちが形成していった教育観、その表出としての教育実践、複言語・複文化の素養を生かすロールモデルとしての教師の存在意義と可能性を論じている。