東北大学でおこなわれたAPRUサマースクールに参加しました

8/21-24の4日間、東北大学でおこなわれたAPRUサマースクールに参加しました。
APRUサマースクールとは、東北大学の災害科学国際研究所が、世界中の研究者・大学院生のために主催している「集中コース」です。
このコースは、授業からディスカッションまで、すべて英語でおこなわれるのが主な特徴です。

今回、本学国際文化学科の学生2人に加え、インドネシア、インド、中国、韓国など世界各国で防災について研究をしている大学院生や教授の皆さ んが参加しました。

東日本大震災を受けての教訓から、どうしたら被害を最小限に抑えられるかなどを考察しながら、各関係者のプレゼンテーションを聞いた り、グループになってディスカッションを行ったりしました。

4日間のアクティビティの中では、被災地訪問として東松島市と多賀城市に足を運ぶこともありました。
多賀城市では、多賀城高校の生徒の皆さんが、本学学生に案内役として付いてくれて、当時の状況や現在までの復興の状況について説明してくれました。中でも多賀城高校の生徒が、英語でプレゼンテーションをしてくれたことは、特に驚きましたね。

さらに、しっかりと事前調査を行った上で自ら津波ハザードマップを作っていたり、国連防災世界会議の学生の部で発表を行い、最優秀賞を獲得したりするなど、「高校生とは思えない」ほど、素晴らしいエピソードを聞くこともできました。

未来の自分たちのために頼もしく活動してる高校生の皆さんの姿を見て、参加した学生も、同じく3.11をを経験した身として、未来に震災の学 びを伝えていかなければ、と改めて感じることができた4日間となりました。