オーストラリア留学中の学生より近況が届きました

クイーンズランド大学に留学中の田中愛梨さんより近況報告が届きました。(以下、本人からの報告です)

 「自分には留学なんて無縁だ」。そう思っていた私が今、オーストラリアでの最高に充実した日々を終えようとしています。当初は留学に対して消極的でしたが、学内の選考基準を突破した際、絶対に行ったほうがよいと先生に背中を押していただき、一歩踏み出すことを決意しました。支えてくれた先生方や家族には感謝の気持ちでいっぱいですし、あの時勇気を出して本当に良かったと断言できます。

 私が滞在しているブリスベンは、一言で言えば仙台のような、都会の便利さと落ち着いた自然を併せ持つ住みやすい都市です。
 特に驚いたのは、想像以上の多文化社会だということです。街を歩けば世界中の言語が聞こえ、レストランもアジア、ヨーロッパ、南米などあらゆる国の料理が並んでおり、毎日がとても新鮮です。
 また、バスや電車、フェリーなどすべての公共交通機関が、どこまで乗っても約50円という安さにも驚きました。このおかげで、放課後や休日は気軽にさまざまな場所へ足を延ばすことができました。
 気候も素晴らしく日差しはかなり強いですが、湿度が高くないため真夏でもエアコンなしで過ごせるほどです。

 平日の午前中は、学校でGeneral English(一般英語)の授業を受けています。私のクラスは、韓国、タイ、台湾、フィリピン、フランスなど、約10名の多国籍な仲間が集まるIntermediate(中級)クラスです。日本の受け身な授業スタイルとは異なり、指されなくても全員が次々に意見を述べ、議論やプレゼンテーションが行われる参加型の授業に最初は積極的に慣れませんでした。しかし、クラスの温かい雰囲気に助けられ、次第に「素直に意見を伝えればいいんだ」と自信をもって前向きに発言できるようになりました。多様な目的を持つ仲間と切磋琢磨する中で、特にスピーキング力は格段に成長したと感じています。

 授業外の時間も刺激に満ち溢れています。
 放課後には市内の図書館で毎週開催されるEnglish Conversation Group(英会話グループ)に進んで参加し、100人以上の世界中から集まる人々と英会話を楽しみながら、多様なアクセントに触れ友人を作ることもできました。
 週末には、雪を見たことがないというタイ人の友人とのスケート、無料の人工ビーチでのピクニック、シドニーへの一人旅、離島でのツアーでの野生のコアラやカンガルーとの出会いなど、数えきれないほどの経験をしました。特に印象に残っているのは、人生で初めての夏のクリスマスです。街中の巨大なツリーに半袖で集まってのカウントダウン、ゴールドコーストでのサーフィンなど、日本と正反対の雰囲気はこの地でしか味わえない特別な体験でした。
 そして、学生寮での生活も忘れられない思い出です。サッカー観戦や夜中のお菓子パーティー、お互いの国の料理を作り合うなど、日常のすべてが国際交流の場でした。

 今回の留学は、自分でも驚くほど私を強くしてくれました。
 これまで実家暮らしだった私にとって、知らない土地で自炊や洗濯など生活のすべてを一人でこなした経験は、小さなことのようですが大きな自信に繋がりました。
 予期せぬトラブルに直面することもありましたが、臆することなく人に訊き、解決のために自ら行動する力も身につきました。「迷ったら挑戦してみる」を繰り返すうちに、「どんな状況でもなんとかなる」と自分を信じられるようになりました。

 残りの滞在期間も、より多くの学びと経験を得られるよう、一瞬一瞬を大切に過ごしていきます。

(写真:寮の友人たちと外食)

 

(写真:動物園でカンガルーとの出会い)

(写真:ドローンフェスティバル)

(写真:ゴールドコーストでペリカンへの餌やり)

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