カナダのウィニペグ大学に留学中の遠藤みゆさんより近況報告が届きました。
(以下、ご本人からの報告です)
私は高校生の頃から、海外での生活を経験したいと考えていました。日本では得られない経験や現地でしか感じられないことに触れることにより、視野を広げて自分を成長させたいことがその理由です。また、将来は航空業界で働くことを目指しており、異なる国の人々と関わる力を身につけたいという思いもありました。そのため、多様性に富んだカナダを留学先に選びました。
月曜から金曜まで毎日行われる授業では、基本的な英語の4技能に焦点を当てつつ、ディスカッションやディベート、ロールプレイを通して表現力を養っています。また、金曜日にはウィニペグの文化や歴史を学ぶアクティビティや季節のイベント、スポーツ活動に参加しています。
ホストファミリーはとても親切で、家族の一員のように温かく迎えてもらっています。サンクスギビングデー(Thanksgiving Day:感謝祭)の際には一緒に旅行に出かけ、カナダの大自然を満喫しながら祝いました。ホームステイを通じて、異文化の中で生活する大切さを実感していますが、ホストファミリーとの良好な関係を築くためには、自分から積極的にコミュニケーションを取ることが大切だと感じています。
週末には、大学や近所の友達とショッピングやイベントに出かけ、ウィニペグのホットスポットを楽しんでいます。ウィニペグは大都市ではありませんが、毎週さまざまなイベントが開催されており、常に新しい出会いがあります。こうしたイベントに参加することを通じて現地の人々と交流し、より深くカナダの文化を理解することができました。(写真:街中のクリスマスの様子)
カナダは移民が多く、多様な背景を持つ人々が集まっています。「カナダ人はどのような人か?」を一言で表すことが難しいほど多様性に富んだ国です。このような環境で、異なるバックグラウンドを持つ人々と日常的に関わることができることは、日本ではなかなか経験できない貴重なことだと感じています。
また特に印象に残っているのは、自分だけが日本人かつ誰も自分のことを知らない状況で、どのように自分のことを相手に知ってもらうか、どのようにコミュニケーションを図り、信頼関係を築くか、ということに試行錯誤したことです。初対面で打ち解けることができた場面もあれば、孤立感を覚えた瞬間もありました。しかし、そのたびに自分を見つめ直し、行動を工夫することで、単に英語力を伸ばすだけでなく、新しい環境に適応する力も養われたと感じています。
この経験を通じて自信を持って他者と関われるようになり、英語を学ぶモチベーションもさらに高まりました。ウィニペグでの経験のすべてが、自分を間違いなく成長させてくれていると実感しています。
以上
本学では、8か国・地域、10大学と協定を締結しており、学生はこれらの大学に留学することができます。
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