[大学院]「英語・英米文学専攻の学び」をご紹介

<英語・英米文学専攻の学び>

英語・英米文学専攻では、2025年3月に修了生1名を送り出し、同年4月には本学英文学科から2名の新入生を迎えました。本専攻では、英語学・英米文学・英米文化の三領域を中心に、高度な英語運用能力と豊かな国際感覚を身につけ、広い視野で学術的・文化的交流に貢献できる人材を育成します。

英語学では、統語論・意味論・心理言語学などを通して、英語という言語の仕組みと特質を理論的に探究します。英米文学では、社会や歴史との関連を踏まえながら英語圏の文学作品を読み解き、表現の多様性と文化的背景を学びます。英米文化では、イギリスやアメリカを中心に、英語圏における社会・思想・芸術の諸相を多角的に考察します。

これまでの修士論文には、「曖昧という名の真実―メルヴィルの『ピエール』におけるユーモアと真実」「日本人英語学習者の語彙的アスペクトの獲得―場所格交替を中心に」「Queer Reading of Stepmother and Daughter Relations in Cinderella Story Films: Rebecca and Cinderella」など、幅広いテーマが取り上げられています。講義・演習はいずれも少人数で行われ、学生一人ひとりの研究関心に応じたきめ細やかな指導が行われています。

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就職においても希望をかなえる修了生が多く、とくに教職課程では、修士課程を修めることで中学校・高等学校教諭専修免許状(英語)の取得が可能となり、学部卒業後よりも幅広い進路選択が開かれます。

院生室には各自が利用できるパソコンが設置され、文献検索や論文執筆、語学学習など、研究活動を支える設備が整っています。個別の作業スペースも確保されており、落ち着いた環境で研究に集中することができます。加えて、TA(ティーチング・アシスタント)制度や修士論文作成費などの財政的支援も充実しており、安心して学べる環境が整っています。

学部からの進学はもちろん、社会人の方の入学も歓迎しています。少しでも関心のある方は、ぜひご相談ください。

 

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