6月24日(月)、河北新報社 防災・教育室部長の与野珠美(よの・たまみ)さんが来校され、本学講堂にて、「基礎演習」を受講中の1年生に向けたレクチャー「新聞が“未完”なワケ」が開催されました。
このレクチャー企画は、河北新報社と宮城学院女子大学の提携に基づき、新聞を読むことが学生にとって身近になるようにと、5年前から毎年行われているものです。
スマートホンとインターネットの普及により、メディアとしての新聞を普段から身近に感じる人が、若い層では減少傾向にあると言われます。しかし、ちまたに溢れる情報の中で、なぜ新聞による情報はとりわけ信頼できるのかを、具体例(LGBTに関する記事と、特別養子縁組に関する写真)に基づいて説明をいただく中で、聴講した学生たちのなかで、新聞に対する認識が刷新されたようです。
情報を与えられるまで待つのでもなく、与えられた情報をただ鵜呑みのするのでもない、自主性あるメディア・リテラシーのあり方を学生一人ひとりが問う、貴重な機会となりました