4月16日、19日、22日に、株式会社東陽写場の後藤 浩策先生を講師としてお呼びした一眼レフカメラ撮影実習を行いました。博物館実習では2カ月に渡り一眼レフカメラの撮影方法を学び、その成果を作品展で発表します。今回の特別実習はその先駆けとなる大事な授業です。
前年度までフィルムカメラで行っていた実習ですが、今年度よりデジタル一眼レフカメラを使用します。後藤先生に撮影理論をご説明いただいたあと、早速、大きなカメラを携えて外へ撮影に出かけました。
ポートレートの撮影練習では、二人一組を基本としてお互いの姿を撮影します。カメラを向けられ少し緊張した面持ちになる実習生でしたが、後藤先生は何気ない質問を投げかけます。和やかな会話を重ねると、次第にモデルの実習生から自然な表情が零れてきました。まさにプロの技。
ポートレートは作品展の課題の一つです。実習生の皆さんは納得のいく撮影をすることができたでしょうか? 学生渾身の作品は6月17日から5日間、開催予定の写真展でご覧いただけます。お楽しみに!